その21:早く帰りたい 俺屍2:雲那一族 2016年05月27日 1124年4月。 第3世代はもう沙夜(さや)と伍ツ喜(いつき)の2人だけになってしまいましたが、 ついにその最年少、伍ツ喜の交神です。 伍ツ喜は防御面に不安があるので、そこらを補ってもらえますように! 交神を終えて屋敷へ戻ると、神妙な顔つきをしたコーちんが。 「当主様、沙夜様がまだ起きてないっぽい。いくら沙夜様といっても変だよ」 朝に弱い沙夜が、みんなより遅れて起きてくるのはいつものこと。 それにしても今日は遅すぎる。 そして脳裏に過ぎる、沙夜の痣。 あの痣の意味が、伍ツ喜にはわかっていました。 これまでも幾度と乗り越えてきた試練。 また、その時が来てしまったようです。 沙夜が生まれた頃には雨零(うれい)が、討伐隊に加わってからは蒟(こん)が、一族を率いて活躍していました。 あの2人がいたから、この家でも頑張れたのかもしれません。 特に蒟を実の姉のように慕っていたので、向こうで会えてるといいな。 正(しょう)は今頃、2人揃ったらまたイジられるとガクガクしてそうですがw 5月。 第4世代も、あの痣の意味、短命呪いの意味を噛みしめての出陣です。 郁巳(いくみ)は初陣。がんばれ~! 郁巳「おうちでゆっくりしてたい…」 ここで、あれ?と思って比較してみると…… 岳(がく)は、私の一族には珍しい身長高め(←高身長というほどでもないw)男子でした! 龍穴鯉のぼりばかりで討伐隊からブーイングが来そうだったので、今月は氷結道へ! 岳「ほらよっと♪」 岳は物理攻撃好きだなぁと思っていたら、ここで和(なごみ)が… ま、まさか… 岳「和ッ!!お前わざとだろッ!!」 岳のターンが回ってくる前に併せてしまうとは…なんという嫌がらせ!((゜Д゜;))) まぁ岳も岳で、物理攻撃のたびに和のほう見て、わざとらしくドヤ顔してんだから仕方ないか。 なんだかんだで仲いいんでしょ、アンタらww 夏狂乱好きだな! 今度は全員で。わっしょい!!(∩´∀`)∩ おおっ!大ダメージ♪ やっぱり仲良くみんなで力合わせて戦ったほうがいいんだって! 岳と和、わかった?(´ー`) 初めての討伐で、攻撃を受けながらの併せ待機は怖かったと思うけど、よく持ちこたえてくれた! 伍ツ喜「あら、綺麗な景色!郁巳の初陣を記念してここで1枚!」 郁巳「ねえ、鬼がうろうろしてるんだけどホントにここで写真撮るの?早く帰ろうよぉ」 和「言われてみればそうね。どうしてこんな迷宮で写真撮ってるの?」 伍ツ喜「う~ん。言われてみれば確かに」 岳「当主も知らずに撮ってたのかよッ!」 2の記念撮影システム、一族の誰かが疑問に思ってても不思議じゃないと思うんだ。 むしろ考えれば考えるほど、討伐隊全員があっさり受け入れられているほうが不思議w そしてそして!雲那一族 初の弓使いが… おお…もうちょい遅かったら、赤い紙吹雪が完全に顔にかぶってましたね。 セーフε-(´∀`*)ホッ 郁巳「奥義作ったからもう帰っていいでしょ!?」 伍ツ喜「…もうちょっとだけ付き合ってもらえるかな?」 郁巳はとにかく早く帰りたくて仕方ないようですw 郁巳「う~ん。わたし、鬼倒すよりも、おうちでお料理してるほうが楽しいんだけどなぁ」 6月。 伍ツ喜の子どもの来訪です。 けれど、小さい子が来てるにしては屋敷が静か。 伍ツ喜「もう着いてるんだよね?」 夜鳥子「ああ、問題ない。ちゃんとそこにいるぞ」 ふと見ると、部屋の片隅で正座をしてじっとこっちを見ている男の子が一人。 伍ツ喜と稲荷ノ狐次郎さまの子、直衛門(なおえもん)。 狐次郎さまの狐っぽさと、伍ツ喜の穏やかな雰囲気が混じった感じでしょうか。 狐の子どもなのに、ウソが下手なあたり可愛いな!(←親バカ) 直衛門「はじめまして。俺、直衛門っていいます。よろしくお願いします!」 和「わあ!すごい!ちゃんとあいさつできるんだね~!誰かさんとは大違い♪」 岳「なんか言ったか!?」 狐次郎さまも可愛いな! 交神も2回目だし、蒟にしても直衛門にしても見た目の遺伝率高いし、ここまで雲那家に関わってたら何か届いてもおかしくない気がするぞwww 息子カワイイ期間に突入した伍ツ喜には訓練をお願いして、隊長は岳に指名。 和「えー!岳が隊長やるの!?」 岳「俺以外やるヤツいねえだろ?」 プレイ主としても、岳みたいな落ち着きのないヤツが隊長というのは心配。 でも一番、戦闘面では頼りになります。 岳「この穴なんだろ?」 和「そんな寄り道してばっかだから全然進んでないじゃない!」 郁巳「お野菜しばらく食べてないし、もう帰りたい…」 そんなこんな言ってる間に… ダメだ、時間切れ。 郁巳を鍛えさせるつもりが全然だったorz こうなったら…!! イエス アイ ドゥー!("・Д・)o あれ、郁巳っぽい声で悲痛な叫び声が聞こえたような気が。 気のせい 気のせい∩( ˘ω˘ )∩ 引き続き、7月も氷結道にて討伐。 前作からお馴染みのカッパ、もとい尻子玉大将が跳ねてます。 相翼院入ってすぐの所にいるイメージが強くて、2の迷宮奥で見たときに油断してしまいがち。 その手には乗らんぞ(笑)。 郁巳「大将に奥義使ったら早く帰れるよね?」 もう帰りたい協会とか入ってるんでしょうか、この子。 郁巳の能力値と帰りたい欲が増したところで、時間のようです。 岳「よし、もう帰るk…」 郁巳「やっっっったーーー!!!!夜鳥子さん、おうちに帰ったらおいしいご飯いっぱい作ろうね!!」 夜鳥子「お、おう」 和「わーい!夜鳥子さんと郁巳ちゃんの料理美味しいもんね、楽しみ~♪」 岳「和、お前は手出すなよ」 和「なんで?」 岳「貴重な食材が炭になる」 帰還した岳の頬には真っ赤な手形がついていましたとさ。 めでたし めでたし。